大事にしてる電車の見本みたいな車・・・JR西日本201系体質改善車

 個人的に、西じゃ201系をホント大事にしてるよなぁって思ってますが、多分、一番電車の管理なんかできつかったころにゲットできた最新鋭のマシンだったんだろうなぁって思います。

 同時期に新快速用に買った117系も優れた車輌ながら、やっぱりナカミは昔からのモンだしなぁ・・・ただ、運転はすげーしやすかったかもしれません。時のギョーカイ誌に、兄弟車とも言える185系はものすご運転しやすいなんてのがあったし(笑)

 話は戻しましてそういう大事にしてる車もいい加減20年からオチてくるとそのままというわけにもいきません。本格的にレストアするか、おっぽっちゃって新車買うか?

 最近は、半導体使ってる車輌があったりすると、これの交換がものすごく大変になります。20〜30年昔の素子を探せってもねぇ・・・古いタイプのモンは作るとなると逆にてーへんだったりしますもんで、やむなくそっくり交換とか新車買っちゃうとかそう言う事も考えるモンですがコイツはフルレストアして活かしております。

 窓回りも、初期のシリーズはノーマルでもおかねかかっていて、上の段なんかバランサー付きだったりしました。その辺もそっくり変えてシートもいい感じのに変えて、運転台の窓回りもすっかり変わってまして、多分ライトのタマも車内で交換できる仕様になってることでしょう・・・

 103系の同様の改造と比べると一見かなりおとなしめに見えますが、それだけ下地がいいって事でしょう♪ ただ、東海道・山陽スジには321系という新型が入ってきております。東海道内側線も、100キロ出すのにヒーヒーゆっちゃう電車ではキツくなってるのでしょう。 ということで大阪環状線や奈良線系統に移動しちゃっております。

 たしか・・・もお東海道スジは残ってねぇんだよなぁ?・・・ 1年チョイで総取り替えか・・・すげぇ話(笑) っても200両に満たない数字だと思ったし、そうするとJR東日本のペースを考えりゃビックリしないか・・・

 なんにしても、環状線あたりの運用なら、この電車には最も適してると思うし、末永い活躍をしてもらいたいもんですね♪

(H19.1.5)