コイつぁかなり特殊な例になりますが・・・京成3600形(あまりモン(爆))

 昭和57年ころ・・・京成で、通勤車初のチョッパ制御のクルマを出してきました。 それがこの3600形になるんですけど・・・

 作った時点で4M2Tの6両編成、先頭の電車にはモーターが載っておりませんでした。 ほいでもって、一応浅草線直通仕様という題目で作ったには作ったんですが、オキテ破り(?)のT形ワンハンドルマスコンを採用、ある意味斬新な車両でありました。

 当然、都の交通局あたりは、そんな変態電車入れてくるんじゃネェ!! って大ブーイング(ある意味規格外だったし)だったらしいんですが、協議の結果OKになったので、しばらくして入るようになりました。

 現在の「1号線直通規格」の運転台は、コイツをベースにしていると言って間違いはなかったでしょう・・・

 逆に、もっと早くこういう体制を仕込んでやってくれてれば、北総開発7000系&公団の2000系→9000系は、あんな運転にクセのある「HSC−R」(空気指令の電磁直通ブレーキにして回生ブレーキが作用する仕様)を使わずに済んだんだろうなぁ・・・なんて思ってる所存であります(笑)

 まままま、時代の流れのカラミもありますからねぇ・・・一概にモンクも言えないんでしょうけど(苦笑)

 この電車も、最終的には9本ほど作りまして54両いたわけなんですが・・・時代の流れで、8両が主流の時代、一応車号上、3601の編成にして・・・

3601 3602 3603 3606 3607 3608 って感じで中間2両を欠番の形にして出したんですが、作ってから結構たってますからねぇ・・・20年近くっすか・・・中間車を買うのももったいないってことで編成を組み替えました。

 8両×6本と、あまりモンの先頭車が6両・・・

 そのあまりモンにしても、(・_・ )ノ" ゜ ポイッするにはもったいないってことで、せっかくだから改造して使おう・・・ってことで、先頭車ばかり3つつなげて、中間になる車両に関しては運転台パーツを一通りおっぽって故障の原因を除去しまして・・・全車モーターナシなので、そこに3700形でおなじみのパーツをあしらい、できあがったのが写真の電車であります。

 だから、すげぇレアなんですよ(笑) 偶然撮れたんですけど・・・

 前から2番目とケツの車両の床下にくっついてる横にはみ出したアミ・・・あれがVVVF装置になります。中間2両はモーターまわりを載せてません。

 一応、この子は先頭Mなので○浜○行に行こうと思えばモンク言われませんが・・・6両で乗り入れる運用もないですし、来ないでしょう(笑)