JRを除くと、「民鉄」としては、日本一の路線延長を誇る鉄道線・・・それが近畿日本鉄道になります。
その近鉄線、名古屋から伊勢志摩、奈良、京都、大阪と巨大な路線網を敷いており、その区間に「特急」がガンガン走っていたりしております。
ま、特急の運転なら、関東でも東武鉄道あたりが、スペーシアだのりょうもう号だのと民鉄としてはイケてるのがありますけど、規模がちゃいますしねぇ・・・
で、近鉄特急の歴史では、元祖ビスタカーのシリーズ版、20100系という修学旅行仕様の2階建て車がありました。
大体、民鉄あたりで団体用なんて余裕があるようなトコ、普通ねぇぜ! ってツッコんでも関係ないんですが(笑)
そういう団体仕様の車を、当時は新車で買っておりました。その電車こそが、「あおぞら号」になるんです。
この「元祖あおぞら号」、基本的に全車2階仕様で、見る者に迫力を与えてた、ある意味名車だったんですが、さすがに車そのものも古くなりましたしねぇ・・・たしか冷房ないし(-。-)ぼそっ
修学旅行仕様の団体車を新車ではなく、特急車のあまりモンでカッコウつけたのがこの車両。
この車両、元々は、「京都・橿原線」が、車両限界(入っていい制限のサイズ)小さかったんですね・・・ってことで、他の仕様の特急車より断面は小さかったりします。
その電車を平成元年に改造したのがこれで、中にテレビやらビデオやらも載っかってますし、冷蔵庫も標準装備(?) なかなか団体利用には適した内装になってるようであります。
ブツは、全部で10両、4両のが2本と2両のが1本あるようです。
他に、団体仕様の車両で、「楽」という新型、20000系なる車両を作りまして、これが平成2年のデビュ〜♪
ってことで、大分お古くなっちゃった20100系、元祖あおぞら号は廃車になってしまったのでありました・・・
趣味的には非常に寂しいはなしなんですが、一般的には非常にありがたいかも(笑) 冷房車になって、車内が狭くなくなっただけでも♪