状況変わって仕様も変わって・・・○浜○行1500形VVVF改造車

 1500形も鉄車が1985年(昭和60年)に出て、その後アルミ車が昭和62年だっけかなぁ? 私が駅員やってる頃に出て来たんだよなぁというのだけは記憶しております(爆)

 さて、その後8両の仕様として出て来たのは平成に入る頃、まままま、そんなわけでアルミの1600代なんかも出てからあらまし15年から過ぎてきて車両更新をして、車内には次駅が出たりする案内装置がついちゃったり内装もイマドキ風のスタンションポールなんかがついたりして内部が大きく変わったよなぁ・・・外観はスカートの取付くらいだけどというのがその更新のイメージでありましたが・・・新1000形の「1073形」が想像以上に安く上がったんでしょうねぇ・・・ その結果、残っていた1000形の最終形を一気に片付ける方向に動くことになりました。

 その時点で現役として残っていた1000形はほとんどが固定6両で、基本的には800形が22本(番号は27まであっても1〜10が3両+3両ペアで固定しちゃったので−5になります)と1000形という取り合わせで普通に入ってました。

 1073形は4両と8両を主に作り続け、ここから120キロ運転に厳しい1500形チョッパ車を追い出す方向で成功しました。

 性能的には問題ないモノの併合して快特の付属編成として12両の片割れで120キロ運転するにはちょっと厳しい4両も、1073形を大量投入することで優等運用からつまみ出すことができる流れにしました。

 で、1500代の4両に1600代の6号車と7号車をひっくり返して放り込み、チョッパな6両に、そして6両になっちゃった1600代を4M2Tにして普通運用にするにはそのままではあからさまにパワー不足で以前の700形ばりのお荷物と化してしまうけど、いまさら中間車にモーター載っけるのもということで、よく見ると同じ関東で同じような状況のもと、下回りを更新して軽快に走れるようになっちゃった元山手線電車が走ってる・・・多分関係者も思ったでしょうね・・・これだ! と(笑)

 1073形というのは、基本的に民鉄の標準的仕様にのっとったスタイルで、結構共通的なパーツを使っております。もちろん制御関係も♪

 そんなわけで、アナボコの向こうの京成新3000形に機器構成が近かったりするはずなのですが、あちゃらも6両は真ん中2両がモーターなし♪ 出力が問題なければ結構楽勝にいけちゃうんでしょうね・・・ということで、この1500形も両脇のモーター車の下回りをチューニングして、インバータ仕様の電車になりました。しかも新しいインバータだから、1700代のそれよりデキはいいはずです。以前の「GTO」なインバータよりはウェット路面にも強いはずだし、パワーも十分そう♪

 1500形を改造できる本数と旧1000形の残存数が偶然なのか一致してたという事もあり、エレェとんとん拍子に更新されて、活躍しております。

 平成23年に入って、なんと800形の1次車、801&802の編成がお星様になり、普通6両の世界にも1073形が入ってくる流れとなりました(1301-)。

 この先、駅にホームドアをつけるかもなんて時代になりつつある状況で、片側4ドアの800形は不都合になっていくことでしょう・・・また再編の流れになるんでしょうねぇ・・・

 写真は改造してしばらくくらいの写真、もう併合して・・・なんてことがなくなったので、自動連解装置と電気連結器も取っ払ったとか・・・ チョッパで残ってる6両の1500形も、インバータ仕様に改良していくらしく、普通の加速がよりパワフルになっていくのかなぁ・・・

(23.8.13)