流れ流れてココまで来ました(笑) JR東日本485系1500番台(上沼垂色)

 まずもって、「上沼垂」・・・読めるヒトどのくらいおいででしょう?(笑)

 σ(^_^)も全然読めなかったクチなんですが・・・ネットのチャット(鉄道系全然関係ないトコ)で、新潟県の方がいたもんで聞いてみたら・・・「かみぬったり」と読むそうで・・・ぶっちゃけ、こんなん読めるかいっ!! オリャ(ノ-o-)ノ ┫ って感じであったりします(苦笑)

 さて、アホな前置きはともかくとしまして、国有鉄道の485系と言えば、国鉄特急の、ある意味究極の標準型とも言える車両ではなかろうかと思っております。

 その数も、全盛期では、相当な量になったかと思いますが、初期モデルが出てから、かれこれ35年は軽く行ってる(183系より古いしねぇ)車ですから・・・大分くたびれてきてるのは実情なんですよね・・・

 で、この485系、交直流電車のおやくそくセオリーとしまして、新幹線開業あたりからの車両になるワケなんですが、大阪〜九州の特急ってのがメインとなりまして、そのために出た、DCとACは60Hz区間のための481系、上野から、東北、常磐線方面、仙台やら盛岡やら青森やら・・・あっち方面仕様が483系、そして、3電源(ACの場合50Hzと60HzどっちでもOK車)対応の車両として、485系が出て来ました。

 急行形では、457系なんてのが3電源仕様として出て来てましたけど、出た時点で必要数揃っちゃってた関連で、その数かなり少ないんですね・・・特急用は、そのころからガンガン作ってたと言うのもありまして、逆に481系、483系はもおねぇだろ・・・という状況になってたりします。といっても、スペック的には変わってないと思いますけどね(笑)

 そう言う関連で、Tcはクハ481だったりしますね♪ この辺のセオリーは、415系の先頭がクハ411になるのに通ずると思います♪

 さて、暖かい方のエリアは問題なかったんですが、これが東北線の青森方面や、奥羽線方面まで攻め込むとなると、通常の485系では負けちゃう(雪とかヤバいのね)ので、それ対策の1000番台なんてのが出てました。

 さらに、北海道エリアでは、小樽〜旭川・・・だとおもうんですが(この辺不確定)が電化され、札幌〜旭川に電車特急を運転しようってことで、そのための電車を開発したってのが、1974年に出たこの1500番台だったりするんですね(写真の中間は1000台)

 カオの特徴としまして、運転台の上のライトが、通常ですと1灯なんですが、北海道仕様ってことで、2灯になっております。また、防寒設備に関しては、他の485系と比較すると笑っちゃうほどキョ〜レツにできてるとか・・・

 それでも、厳寒の北海道では結構苦労してた様ですが、1979年に781系が出てくると、早くもお役ご免で本州にけぇってまいりまして活躍を続けてました。

 新潟エリアの車両は、国鉄色から、この「上沼垂色」という色に姿を変えて特急運用に入っておりましたが、多分、雷鳥号とか、はくたか号とか、この辺の運転系統が変わったからでしょうねぇ・・・平成14年12月のダイヤ改正で、3000番台チューンをしてない車両は結構あまりモンにされてました・・・

 その関係でしょう、臨時列車用に、茨城は、勝田に移動になって・・・そのままの格好で走っております。

 見た感じきれいに見えるんですが、よく見るとあちこち痛んでるのがわかりまして、ちと泣けてくるトコもありますが、もうしばらくがんばってくれるのかな?・・・って思っております。

(H15.7.12)