中央・総武線の新しい戦力(1) JR東日本209系500番台

 その昔101系という電車がありました。これを中央線に続いて山手線(当時はやまてせん)に入れました。

 ネタにも振りましたが、この101系、全部モーター付きという前提で開発されたものの、変電所の容量だの地上設備の制約だのとイキじゃない事を言いだしたために、最終的に10両中モーター付きが6両というセコいスペックになっちまったのでありました。

 そうすると、まぁ、駅間長い中央線はまだいいんですが、山手線の平均駅間距離はたしか1キロに満たないはず・・・ということで低速の加速がどうしてもつらいんですね・・・

 ってことで、山手線仕様というカタチで「103系」が開発されました。駅間距離の短い山手線にはそこそこ適した仕様だった様ですが、σ(^_^)はキライだったというオチ(@^m^)ププッ

 さて、その山手線、101系はカナリヤ色(黄色)でデビューしておりました。 で、103系になった時点で、現在のウグイス色(グリーン)になったんですが、余った101系はというと・・・池袋〜赤羽を結んでいた「赤羽線」に送った他は・・・この、中央総武線の緩行線に根こそぎまわしちゃいました。

 で、時の赤羽線&中央総武緩行線に関してはラインカラーは黄色というおはなしであります。

 さて、この中央総武緩行線が、駅間長いのかというと決してそういうワケじゃなかったようですが、その101系がなくなったのは相当たってからのお話であります。

 で、一部103系、そして中央線に続いて201系という新車を入れてもらったんですが、山手線で103系が余ってきて、それもこっちに回ってると思います。

 ところが、このところの乗車効率を考えると、今時103もねぇ・・・っ時代になっておりまして、ついにこの線にも本格的な新車が入ることになったんですが、その片一方がこの209系であります。

 209系というと、メインは京浜東北線・・・中央総武緩行線に関しては、すげぇ混むというのもあって、それを少しでもどうにかしたい・・・ということで、それまでご禁制だった通勤型電車のワイドボディーをやってのけちゃいました(笑)

 車庫の都合とかなんとかゆってましたが、なぜにワイドがいけなかったのかはσ(^_^)もよくわかっておりません(自爆)

 コレのおかげで乗車定員(立ちd(^-^)ねっ!)が稼げるようになりまして、混雑緩和に役立っているようです。

 パンタグラフは、初期バージョンはフツウのパンタグラフですが、そのうちシングルアームパンタに変更されております。

 個人的には・・・カオは結構気に入っております。 なんか、こう、ノーマルの209系よりゼニかかってるような気にさせてくれる様なカオだよなぁ・・・なんて思ってますが、これはσ(^_^)の個人的な思いこみかもしれません。

 また、この500番台、制御関係なんかはまるっきし変わらないようですが、京浜東北線でデジタルATCなるモンを入れるそうで、その工事の関係で中央総武で走っていた500番台を京浜東北に2本異動になっております。

 工事が終わっても、増発分のタマに使えるそうであります(笑)