中央線中電のオリジナルカラー♪ JR東日本115系(中央線仕様:スカ色)

 中央線の中距離電車用にも115系を投入しました。 115系の細かいハナシはこっちの方に振ってありますので見てくれれば助かりますが・・・

 さて、勾配線区対応版として登場しました115系、中央線にもということではいってるわけですが、中央線というのがポイントとしまして・・・「トンネル断面が小さい」という痛い条件がついて回っておりました。

 ということはどういう事か?・・・当時の普通のタイプの電車では中央線にはいっちゃおうモノならパンタグラフが下がりすぎて完全にオチちゃうらしい・・・と言うことにつながるんですね・・・

 そういうカラミで、当時、中央線に入っていた115系は・・・パンタグラフの所だけ屋根を低くした仕様がありまして、そのパンタグラフ付きの車両を「800番台」と言っておりました。

 同じ例は101系、165系にもありまして、いずれも中央線の高尾〜大月エリアに乗り入れていく電車であります。

 181系はなんで大丈夫なのよ?・・・なんてツッコミはないと思いますが、あずさ号用に使っていた181系と183系・・・いずれも結構なシャコタンなんですね・・・(-。-)ぼそっ

 まままま、181系はかなりのシャコタンだったんですが、特急用って結構車両の高さを低めにして高速運転をしやすくしてあったようです。それも485系みたいな電車を出すようになると交流機器のカラミで車高も上がるんですけどねぇ・・・

 さて、その後、115系も冷房つき仕様の300番台ってのが出てくるようになると、パンタグラフにも手が入りまして、中央線みたいなトンネル断面が小さい線でも無理なく入れるタイプの「PS23」つーたかな?・・・のパンタグラフをつけるようになり、現在では「800番台」という仕様の電車そのものはなくなりました。

 その手の面影は・・・167系(標準でパンタ部低いし)が受け継いでる程度かしら?・・・って感じです。

 塗り分け、ドアのおはなしも115系ノーマルの方に振ってありますのでその辺はご参照あれ<(_ _)>

 写真の車両は・・・平成14年に撮影した車両ですが、すでに中央線の方は、長野支社の車の方が多いみたいでなかなか撮れなかったんですよ(o_ _)oぱたっ

 ってことで、パンタグラフもPS23どころかシングルアームパンタグラフがついております。

 雪降るトコの場合は、これがすごくいいんですよ・・・アームの部分の面積が大きいと、そこに雪が積もってパンタグラフを押し下げる→架線とパンタグラフに隙間ができちゃう→抵抗熱が出る→架線が切れちゃう・・・というすげぇ超ヤバい現象を発生させるので・・・