このまましばらく安泰かな? JR東日本115系(長野仕様)

 まず、基本的に115系そのものに関しての能書きはこっちの方に記しました。

 その115系も、大分トシを取ってきたってのは紛れもない事実でして、あちこちでレストア工事をしてたりします。

 西日本のそれはかなり過激なことやってますが、東日本の車両に関してはあそこまで過激な改造はしないもようです。

 中央線の高尾〜長野エリアを運転する電車なんですが、その昔は、113系1000番台よろしく、横須賀線風の色分けでした。

 中央線は、高尾から奥地は、トンネルの大きさも比較的小さく、しかも勾配も激しいということで、結構難儀をした路線の一つでもあります。

 機関車牽引が普通だった時代は、途中でいろんなトコにスイッチバックというのがあったらしいんですが、電車の時代になり、機関車も勾配に強い機関車が入るようになると、中央線内ではスイッチバックをやるような駅はなくなってます(笑)

 この115系も勾配地区対応仕様なわけですが、初期の仕様は、トンネル対策でパンタグラフ近辺の屋根だけ低くしてあった「800番台」なんてゲテモノもありましたが、すべてお星様になってる模様です(笑)

 そのあとに、最初から冷房を載せた状態で出てきてる「300番台」以降は、小さいトンネル対応のパンタグラフをくっつけたためにそんなワザを必要としません。

 で、この115系、レストアついでに、ちょっぴり手ぇ入ってます。

 ・パンタグラフを「シングルアーム式」に変更

 ・座席を更新

 ・補助電源装置ってヤツを「MG」から、「SIV」ってヤツに更新

 主だったもんはそんなトコだと思います。 シート更新っつーても、そんなにいいシートになったという感じではなく、チト今風になったかな?・・・程度ですけどね(笑)

 まぁ、これだけ手ぇ入れて直したってことは、当分中央線長距離仕様は、この電車が主役かな?