運チャン同期旅行会(3)


 adobe1993さんと飲んだくれてしまったはいいけど、せっかくエゾに出て来て自由時間があるならば、多分最後のチャンスになるだろうJR北海道711系ってヤツをやっつけなくちゃオトコじゃない(笑)

 丁度このタビに出る前に、某雑誌で北海道の鉄道特集で、711系の運用ってのが書かれていて、それによると朝夕くらいしかそれが札幌近辺では走ってないということがわかったのです。 おんぢゃ、5時半くらいに起きてサクっと撮りに行っちゃうべぇよ♪ なんて思っていたのですが、なにぶん1時ころまで飲んだくれたアホ・・・ 起きられるかが課題になっておりましたが、執念ってすげーなぁ・・・ その気になりゃ起きちゃうモンな(笑)

 ま、起きて着替えてヤドの近くにある地下鉄の駅を目指す。

 時刻表を見ると、43分ってのがあるし、いい感じぢぇん♪ なんて思っていたんですが、45分になっても全然来ねぇし、おかしーなぁって改めて時刻表を見ると・・・

 ありえねぇ・・・始発時刻が6時過ぎかよ(o_ _)oぱたっ イチバン上は5時台じゃなくて6時台なわけなのね・・・ 話にならねぇやってことで、有人改札を、「旅行中止っす」と出場し、そこいらを走っているタクシーをふんづかまえて札幌駅まで・・・

 運チャンにそんな話したら笑ってましたけどd(^-^)ねっ!

 札幌駅に着くと、快速進行でホームにあがり、見渡せば真っ赤な電車がゴロゴロて♪・・・おるおる♪ 711系♪ ガキの頃から見たかった電車だでよぉ・・・やっとこさ夢かなった感じだよなぁなんて思いながら見てみると・・・

うぉっ! S−59編成だぁ? いきなりエゾ最強級のレアカーゲッツかいっ!! なんてビビりながらとりあえず撮影。

 というのは、国鉄時代に作った711系でも指折り数えて古いシリーズでこの時点で走ってる古いシリーズはこれだけになってたんですね。もう一つあったやつは、あとは廃車するだけでぇす♪ って段階になってたもんで・・・

 まだ営業って感じじゃなかったのでとりあえずもうすぐ出る711系普通で、おやくそくの苗穂駅まで・・・

 シブいなぁ・・・2重サッシなんだぁ・・・さすがに夏場だけあって内側は開けっぱみたいだけどぉ♪ 一駅だけど乗っかってると、アタリメェながら走行音は横須賀線あたりを以前走ってたのと大して変わらず。あ、そーいあ電気ブレーキはないんだっけ・・・本当に直通だけで止めてるモンなぁ

 なんてつまんないことを感動しながら「走っている」711系を撮るぞ!と気合い入りで構える・・・しっかし、自分で言うのもなんですが思いっきり酒くせぇ(爆)

 にしても、やっぱり札幌近辺では絶滅ヒンシュとも言える電車、なかなか通りかかってくれない・・が、なんとか撮影に成功しまして、まぁいいやぁとばかりヤドに戻り朝食食って昨日からのアイカタ、コレさんと合流することと相成ったのでありました。

 彼の希望として、せっかくだから市電にも乗りたいというのがありまして、今回はフリー乗車券、市電OKなヤツをゲットして大通り駅から乗り換えで行ってみたのでありました。

 札幌市の電車って、基本的にぷりち〜なカオしてますね♪ なんか、こう、単に古い感じがするか、最近のは無理矢理新しい感じのもある中、決して新しくはねぇんだろうなって思いつつも愛嬌あるようなカオで、個人的には結構気に入ったのでありました。

 市電のポイントとして、冷房がない・・・ 暑そうって思うんですが、実は乗ってみると、窓開けるだけで十分涼しい♪ 入ってくる風が冷房みてぇだもんなぁ・・・かなりうらやましく感じましたねぇ。

 その後、車庫なんかものぞいて、札幌に出てから今度はMac系なコンピュータ屋にいってみるべぇってことでお店に行って・・・ちょっくらパーツ類を私もゲットしたのですが、ここから先のこととかまるっきりイメージがなくて・・・ ちと暑いのもあったもんでイラついちゃったんですが、ここから苗穂の駅が近い事が判明したので苗穂に出て、小樽の寿司やさんに行こう。前の年に行った回転屋がすげーよかったんですよ♪ ってことで早速攻めに行ってみたのでありました。

 小樽駅に着いて、タクシーのオヤジに、「回転寿司のとっぴぃまでよろしく♪」なんてふざけたお願いをしてクルマを走らせ、早速入ったときが14時頃。2人でカウンターでよければ・・・待ちなしっ♪

 こりゃラッキーとばかり陣取り2人で食い始める(笑)

 ココの魅力は、普段からお皿が2種類で110えんと220えん。エゾの珍味も普通にあるし、やっぱりウマいんですよ♪

 私は「寿司屋横丁」とやらには行ったことないんですが、地域の人間が「行かねぇよ」みたいな事をゆっちゃうようなトコには行く気になれないんですよねぇ(笑)

 食い終わってからの感想として、「以前来た小樽でのお寿司屋さんよりは間違いなくウマかったと思う」という感想、多分偽りねぇんだろうなぁって勝手に思っております(笑)

 食うモン食ったはいいんですが、千歳の集合は夕方、すぐに戻るにはまだ少々の時間があるしってことで、鉄道記念館に行ってみましょうか・・・

 またタクシーで移動して、手宮というトコにある小樽鉄道記念館に入ってみました。

 エゾの鉄道のおはなしがよく出てますが、展示してある車両が外ってのもあって、雪国の小樽では保管がなかなかウマくいかないってもんですね・・・ 正直車両は傷んでると思います。

 まままま、こうやって置いておくだけだってゼニかかるモンですから、キレイにしておけよ!なんて強いことも言いにくい状況でもありますが、もっとがんばってくれると趣味な人間としてはうれしいな・・・

 丁度、JRの貨物で使っていた現金輸送車、マニ30というのが展示されていたのでのぞいてきました。実は、この現金輸送車、以前行ってきた門司で撮影しておりまして、興味津々で見ちゃいました。

 そろそろ時間もいーでしょ・・・ということでタクシーで駅まで戻り、千歳空港行きの快速、それも指定の「Uシート」で行ってみることにしました。

 Uシートって、なんか、内装も少し豪華にしてグリーン車っぽいイメージを感じましたが、現実はグリーンじゃないので料金300円ってのは安いです。

 車窓の風景を楽しみながら千歳に向かってる途中。新さっぽろあたりからでしょうかねぇ? 貨物駅が広がってそこにはDF200という新型のディーゼルが・・・

 やっちゃったぁ〜・・・ これも撮らなくちゃいかんかったぢぇん・・・ ま、仕方ない、新しいのはまたの機会がある♪

 なんて思いながら千歳に着いて、飛行機で戻る。

 ばたばたしたタビだったのですが、結構マイペースだったなぁ(笑) 考え方だけど、こういうスタイルのタビもまた一興かと思っております。

 結局、私は同期会ネタにして趣味鉄道タビだもんなぁ(爆) ま、いっか♪