復活の亀神


 昨年のおまつりの際、台風通過で大変な思いをしたようです。 実際、私らが応援の形で伺った時点では台風一過状態でなかなかの好天(笑)

 そんなわけで、いつもの通りのお神輿ができたわけなんですが、おまつりの後、片づけるためにお神輿を開けたら・・・チャプンチャプンゆってたらしいんですよ・・・

 こりゃまずい・・・ってんで大急ぎで各部を点検したら・・・台座にクラックは入ってるわなにやらで、本格的な修復をしないとダメだな・・・という結論に至ったようであります。

 ということで、昨年の逗子市民まつりでも、亀神では2号機(?)を出し、渡御をしました。

 修復期間約半年にして、遂にお神輿は復活したのでありました。

 さて、3月の15〜16日に、修復の完了しましたお神輿のお披露目を氏子町内会で行うことになりまして、逗子の町内をお披露目したのでありました。

 日曜の16日の夕方には、「肩入れの儀」といたしまして、担ぎ手のみんなで肩を入れて渡御をしよう・・・という事となったようで連絡をいただきました。

 ワクワクしつつこの日を迎えてきたんですが・・・ぎりぎりになって、おしごとの関係で千葉に行かなければならなくなっちゃいまして・・・

 どうしやう・・・って思ったんですが、思えばお神輿は夕方・・・午前中なら行けるなってことで午前中は千葉行き・・・一寝入りしてお神輿の仕度をしたんですがこの日の夕方はまた雨らしいんですねヽ( ´ー)ノ

 なんか、こう、天気運よくねぇよなぁ・・・なんて思いつつ着替えてたんですが、なんかさみーなぁ・・・ってことで、今回はシメコミを自粛、あったかそうなカッコウで出向くことにしました。

 15時過ぎに受付をすませてお神輿の場所まで行ってみると・・・

  w(おお)w  綺麗になってるぅヽ(^。^)丿 やっぱりフルレストアするとよくなるよなぁ・・・♪ ってことで、Before&Afterを・・・♪

↑Beforeの図 金色が結構くすんでますもんね(笑)(14.7.16)
この時点ではチャプンチャプンゆってたらしいんですが、私は気づかなかったです。
↑Afterの図 光モンがすげぇ輝いてますモンねぇ♪♪♪

 担ぐ時間も30分かそこいらってことで、「開幕戦」とはちと言いにくい感じですし、私としては、オープン戦かな?・・・という感覚で担がせてもらう感覚でおりました。 それにしても、綺麗に修復できてますねぇ・・・

 担ぎ出しは16時、それのちょっと前あたりで広場から駅の改札前までお神輿を移動させ、肩入れの儀を開始する段になりました。

亀神会長 カタリを入れてるの図(笑) 聞いてる方が赤面するほど熱いカタリを入れます♪ ここで、逗子亀神の会長の挨拶がありました。

 このお神輿さんは 昭和12年に作られました。以後、66年の間、逗子の町を見守り続けてくれました。昨年の祭礼の際、台風にみまわれ、内部が水浸しになってしまい、点検した結果、色々なところが痛んでいる事が判明いたしました。

 このたび、お神輿を全面的に修復いたしまして、67年目のこの日、新たな歴史を刻み始めます。これからの歴史は我々が創っていきます。なお一層のご協力をお願いいたします!!

 てな感じの事を仰せになったかと思います。細かい一句までは全然覚えておりませんが、なんで、こう、ここまでクサい事をかっこよく言えるかなぁ?・・・この人は(笑) って思うほどかっこいいんですよ・・・

 会長挨拶の後、早速肩入れになります・・・最近めっきり利き肩が左に移行しつつある私は、ソツのないポジションをしっかり押さえてたワケなんですが、副会長さんに引っ張られて右肩外棒の一番前♪

 ってか、こんなおいしいトコいいの?o(^o^)o ワクワク って感じで場所をいただいちゃいました(笑)

 早速肩を入れ担ぎ出しになります・・・

 最初のウチはまぁまぁソツなく上がってはいるんですけどねぇ・・・なんか、こう、調子が出ない・・・ヤバイっ・・・約半年のブランクはでけぇぢぇん・・・なんて思いながら、にこやかに担いでられたのは多分最初の1分・・・

 そのうち表情がこわばって・・・そろそろばててきたなぁって思ったトコで交代の肩たたきが(笑)

 その後は結構のんびり担いでみたり写真少年やってみたりと、リニューアルお神輿の勇姿を楽しんでおりました・・・が・・・

 やっぱり天候ワリーですねぇ・・・ヽ( ´ー)ノ

 雨にやられてリニューアルのお神輿のお披露目で、また雨かぁ・・・ってのは、正直思うトコでありました。

 まぁ、小雨程度ではあったんですが、せっかくのお神輿だったのに、ちと残念だったかな?・・・とか思っちゃいました。

 でも、逗子のメンバーのココロはそのくらいでは動くモンじゃないですし、元気いっぱいのまま、無事宮入を果たし、肩入れの儀は、無事終了したのでありました。

 66年活躍して大修復を果たしたお神輿・・・67年目の今年から、また新しい歴史を刻むワケですが、どんな歴史を刻むかな?・・・と、ワクワクしちゃう今年の亀ヶ岡でありました。