ギャンブルで一獲千金を夢見たことってなぁい?
しかもラスベガスで大勝ちして、金髪の美女をはべらかしてなんて夢なら男なら絶対夢見たことあるでしょ?
ロスに住んでたら車でたった4時間半でラスベガスに行けるんだから手軽な旅だよね〜。
だから平日に友達とラスベガスの話で盛り上がって「じゃ今週末に」なんてこともできるんだよね。
そりゃ行く時期によってはボクシングの試合やってたり夏休みだったり祭日だったりでホテルの値段もめちゃめちゃ違ったりするんだけどさ。(注1)それでも大抵の場合は気軽に行けるんだよね。
ロスからフリーウェイ10を西に向けて乗って、オンタリオのあたりでフリーウエイ15に乗り換えたらあとはひたすらラスベガスまで直進!FW15(I-15とも言う)ではハンドルを切ることはまずない!
「おいおい!地平線の先まで道路が続いてるぞ!」なんだか嬉しくなるような言葉がおもわず出てしまう。
ただ、二度も三度もここを通るとさすがに辛い・・・砂漠以外何もないからねぇ・・・・
でもね、「うぉー!俺アメリカに来てるんだァ!」って絶対に思うよ。砂漠の中の何もない1っ本道をひたすら走るなんて一度は映画で観てるシチュエーションでしょ?
80マイル(時速120キロ)を2時間近く保たなくちゃいけないので、変にエンジ
ンの小さい車やオンボロは勘弁しておいた方がいいよ。得に夏なんかはボンネットで卵が焼けてさらに焦げるる暑さになってるんだから。そんな砂漠にほうり出されても旅の思い出にはなりませんね。
ま、時間がない人は飛行機がオススメ。1時間強で着くけど、向こうに着いてからの移動を考えたらレンタカーを借りなくちゃね。
で、そろそろ砂漠にも飽きた頃にカリフォルニアとネバタの州境の街が見えてくる。
(注2)そこで昼飯でも食べてガソリンを給油するのがベストなんだけど、この街からベガスまで残り30分!本当に砂漠のど真ん中にでっけー街が「でんっ!」ってあるんだからビックリ!
うきうき気分で「ラスベガス・ブルバード」という通りをドライブしてると、もう億万長者に
なった気分だね!「ラスベガス!俺がいただき!」
ホテルにチェックインしたら(注3)いざ「Do ラスベガス!」
いままで観たことのないような面白いコンセプトのホテルがいっぱい並んでるので、それを見るのも楽しい。
「ラクソ−」(管理人注:日本のガイドブックなんかは、ルクソールって入ってるかも)は黒いピラミッド形のホテルで正面にはスフィンクスが座ってるしね。
「エクスカリバー」はおとぎ話にでてくるような中世のお城。
「ニューヨークニューヨーク」は50年前のニューヨークのビルを派手に再現!1/3自由の女神つき。
「パリス」には1/2エッフェル塔と凱旋門があるし、「ヴェネチアン」はホテル内に運河が流れてる。
「ミラージュ」では玄関にある火山が爆発するし、「トレジャーアイランド」では海賊の無料ショーが見られる。
う〜ん・・・こればっかりは文章じゃ分かりにくいよなぁ・・・興味があるなら本を買ってくれ。
まぁね、その後はマジック・ショーを見るもよし!
セスナ機に乗ってグランドキャニオンに行って「すげぇ!」と叫んでもよし!
バンジージャンプに挑戦して「自殺の気分」を味わうのもよし!
そこら辺に置いてあるエロ雑誌で売春婦を買って痛い目に遭うもよし?
それが嫌ならストリップを見るもよしでかなり楽しめるはずだね!
でも、せっかくラスベガスに来たんだからやっぱり「ギャンブル」でしょ!
俺のオススメはやっぱりルーレット!こればっかりはやめられないぞ!
ただ、この前のルーレットでヤバいことが発覚!
「やっぱりルーレットのディーラーは思った所に玉を入れられるぞ!」これマジ!!!
俺が泊まったホテルが「1313」という不吉な数字だったのでその話をカジノマネージャーとしていたら
「じゃぁ13に賭けてみリゃいいんだよ!運なんてそういうもんだから」という話になったんだよね。
「そうかもね」と13に賭けたらなんと13が3連チャン!!!あのね、ルーレットで同じ数字が3回続くことなんてあり得ないんだよ絶対に!そりゃ朝の5時半にルーレットをやってる奴なんて俺しかいなかったけど(みんなポーカーやってた。ルーレットの台には俺だけ)そんな偶然は世の中に存在しないぞ!
ってことはやっぱり入れられるんだよな!くっそ〜あのオヤジ・・・何食わぬ顔をしていい腕してんじゃねーか!
ま、サービスなんだろうけどさ。(注4)
実は何人かの友達がラスベガスのホテルで働いていて、いろんな事を教えてもらった。
まず、カジノのディーラーは1年間にいろんなホテルを回るってこと。これは上手いディーラーとかはカードや玉を自由自在にコントロールできるため、「うちのホテルは今月は出そう」と思うとそういうディーラーを雇うんだってさ。新しく出来たホテルなんかは1、2年の間は客を呼ぶために当たりをバンバン出すのよ。
それと「最近新しいホテルに客取られてんなー」というホテルも、新しいホテルがそろそろ落ち着いた頃にそのディーラーを雇って「あそこのホテルは出るぞ」とみんなに思わせなくちゃいけないでしょ?
考えてみたら単純な事なんだけどね。でも何万人といるディーラーだけに顔なんか覚えてないしねーこっちはさ。
でもルーレットもブラックジャックも完全にコントロールできるディーラーってのはベガス全体でも1000人いないそうだ。そのうち100人はVIPルーム専門のディーラーだから俺みたいな貧乏人には一生縁がない。
その中で下手なディーラーに出会うってことは「運」のみで勝負してるのと同じ事だね。
オイラは今の所$3000(約30万円)勝ち。ほらこうすればホテル代も飯代も足代もタダ!
それなりにお金を使えばそれなりに帰ってくるもんじゃないかなぁ?
さてさて、そんな事はさておき。
「質問」 ラスベガスに行ったらギャンブルをする?幾らくらい使う?
アメリカ人がラスベガスでギャンブルに使うお金は平均$1000(約10万円)
日本人観光客がの使う額は$50(約5000円)だという。これはラスベガスに来る観光客の平均よりも大きく下回るそうだ。旅行者の数は国別ではダントツトップ(アメリカを除く)にもかかわらず、お金をまったく使わない人種としても有名なんだそうだ。
「旅は自分なりに楽しく」そりゃ当たり前のことだよね。そんな事いわれる筋合いはねぇよな。
ただ、ホテルとしては大赤字なんだそうだ。ホテルの値段は他の街に比べるとべらぼうに安い!
その分カジノやショーでお金を使ってもらうための戦略のためだ。
でも、日本人観光客は無料のショーを観て25¢(約30円)のテレビ・スロットで遊んで帰るのが普通だとラスベガスのホテルで働いている友人は言う。(注5)
これだけ日本人観光客が多いのに日本語サービスが充実していないのはこのためらしい。
確かに金を払わないでサービスを受けようなんてそんなムシのイイ話なんかある訳ないよね。
でもね、お金を使わなくても十分に楽しめるのよラスベガスって。どっちもどっちだと思うよな。
まぁ、ラスベガスってのはお金を使ってなんぼのところですからね。
そんな中、やはり困っている日本人はよく見かける。ホテルのチェックインに始まり、カジノでのトラブルなど思った以上に変な事件に巻き込まれてるようですな。
まぁ、一番多いのが「21歳以下じゃないのアンタ?身分証見せて」との問いに「オーケー、ソーリ−」とうやむやに答えてしまったがために追い出されるパターンが多いんだと。
それでもまたカジノに戻ってくるから変な騒ぎになっちゃうらしいんだ。
これはベガスで働いてる友達から聞いた話なので信用できる。
「中国人か韓国人じゃないの?それ」と思う人がいるかも知れないが、それは絶対あり得ない。
なぜなら中国人はけっこう集団で図太く反撃するし(中国語で)韓国人はカッとなってすぐにセキュリティに何処かに連れていかれるからなんだよね(おっ!差別的発言か?でも一般常識だから許してくれ)
日本人はにこっと笑って「ソーリ−オッケー」と言ったけど理解してないもんだから無視してしまう人が多いんだってさ。それじゃ毛唐も怒るよな〜。注意して聞いたり「何言ってるかわかんない」とジェスチャーで相手に自分の意志を伝えれば、むこうも商売だから優しく丁寧に教えてくれるはずだよ。もちろん日本でも馴染みの深い単語を言ってくれるから絶対理解はできるはず。英語だからってそれだけで尻込みしちゃだめよ。
得に日本の歌や看板や若い衆が普段から英語(といっていいかしら?)を使ってるんだからさ。
「ID」くらいの英語は聞き取れるでしょ?
でもさ、毛唐の連中の思い上がりにもいいかげん腹立つよな!
日本で英語で道聞いてくる奴いるでしょ?それで「わかんね」って態度とると「だめだこりゃ」みたいな顔するでしょ?毛唐って!
ぶん殴ってやれ!!日本に来たなら日本語使え!ぶっ殺すぞこの野郎!
おっと・・・話しが逸れちゃいました。
これは黒人の友達に聞いて「なるほどな〜」って感心させられたことなんだけど日本人は日本人の格好と標識ってもんを持っているもんなんだな。
特に女の子!普段は絶対に履かないであろうださいスニーカーにロールアップしたジーンズ。
ラルフローレンのシャツにプラダのカバン、叉はショルダーバックを肩から回している。挙げ句の果てに「JTBツアー」「ハローホリディ」などのバッチを必ず付けている。さらにウエストポーチなんか付けてる奴までいたりします・・・・・おいコラ!ちょっと待たんかい!
そりゃいくらなんでもやり過ぎじゃないんすか?だいたいバッチ付けてるなんて「日本人観光客です」と言ってるようなもの。日本人はモノを捕られても何もしないので有名なのに、自分で「襲って下さい」と言ってるようなものでっせ!いくらツアーだからといってあんなもの付けちゃ絶対ダメだからな!
それにバック!何をそんなに入れてるんだよ!パスポート持ち歩いてるのか?ハンカチとちり紙か?
必要ねぇだろ!この中に大事なものは全て入ってます状態か?
あと、何もたかが旅行でそんなダサイ格好しなくてもイイじゃねぇかよ。普段着でいいんだからさ。
それにガイドブックは隠れて読め!狙われるぞ!
ラスベガスまで来てマクドナルドで食うな!せめてバッフェに行け!安くてうまいぞ!・・・・みんなもうすこし考えなよ・・・よさそうなガイドブック持ってるんだからさ。
そういうことやってるから俺の友達に恐喝にあうんだよ。(注6)ま、俺の知ったこっちゃねぇけど。
あと日本人を見かけると調子に乗る日本人観光客も男の若い奴に多いな。アメリカ気分で気が大きくなるのは分かるけど、日本と違っていきがってる奴は本当に強いから気を付けた方がイイよ。
あんたのような細腕じゃ絶対に勝てないから。
そういえば去年の2月。ラスベガスのマンダレイベイの駐車場で「そこの日本人観光客!金くれよ」と俺に喧嘩を売ってきた広島県からおこしの広瀬隆文君(1979年12月9日生まれ。ハワイとサイパンの入国スタンプあり)にお知らせです。
その後、陥没したであろう鼻の具合はいかかでしょうか?(注7)
先に逃げていったお連れのお友達とは仲直りされたでしょうか?
それとあなたのパスポートをお預かりしている件ですが、本当にありがとうございます。
いろんな所で役に立ってますよ。
日系レンタル・ビデオ店からエロビデオ10本の返却、延長の請求が来てると思いますが、ブラジル人の友達が全て本国ブラジルに持って帰ってしましました。これも一つの勉強だと思って諦めて下さい。
おしまい
(注1)ちなみにこのホテルの値段の差は1ベットルームで平均で休日$80、平日$65。
安い時は平日$40、休日$60高い時は$180〜500。
(注2)この州境には3つのホテルとカジノがある。おもしろそうなジェットコースターもあるけど
俺の知る限り誰も乗ってない。大きなアウトレットモールがあって人気ブランドが爆安!
(注3)ホテルの予約は必ず取っておかないとね。もしもなかったらモーテルに泊まるはめに!
英語に自信がなくても旅行ガイドを見れば大丈夫。それでも不安なら「ホテル・サンレモ」
に泊まるといい。ここは日本語サービスが充実してる。俺の友達が働いてるのでよろしく。
そんなに値段は変わらないのにもったいないでしょ。
(注4)カジノでテーブルゲーム(ポーカー・バカラ・ルーレットなど)に座る場合はディーラーと
仲良くなろう!英語が喋れなくてもなんとが頑張ろう!じゃないと勝てないぞ!1
(注5)カジノでお金を使わなかったり安いスロット台の前にいると危険もいっぱい。
貧乏な黒人にからまれたりする。セキュリティも貧乏エリアには少ないし
酒を持ってきてくれるおねぇちゃんもブサイクであまり回ってこない。
しかも勝っても少ない額なので嬉しくない。
(注6)結構流行ってます。日本人または日系人が日本人を狩るのがね。
(注7)鼻をやったのは俺じゃないけどね。