ホイールの組み立て(上級編)


 はっきりゆって、私が単に自慢したいってレベルのハナシです。普通のヒトがこんなアホな事されるとはとうてい思いませんし、コレを極めようって方だったら・・・私ごときのインチキ組は、競技仕様としては、正直自信ありません(* ̄m ̄)ぷっ

とはいえ、私が組んだ車輪でスポークがぽきぽきいっちゃってるのが1名(しかも中古のスポークを組んだ車両で)ですし、そんなに心配ないかな?・・って思っております。

 ということで、一般的な自転車の車輪、手作業で組み上げるとこんな感じってハナシをしていきましょう♪ まぁ、ご自分でってツワモノが見られてもジャマにはならないかな?・・・ "┐('〜`;)┌"

まず、必要なモノ、まぁ、「リム(の上)・スポーク・ニップル・ハブ(の→)は当然必要なものですが、道具関係として
1:振れ取り台
2:ホイールセンターケージ
3:ニップル回し
(5cm程度の径です)
4:マイナスドライバー(なくてもいいけどあった方が楽)
5:グリス(ほんのちょっとでいいの♪)
ってトコでしょうか、あとはウデと経験です、部屋が散らかってるとかツッコンじゃダメですよ(苦笑)

 まず最初、スポークをハブに通します、そこいらの自転車を見て貰えばわかりますが、向きは互い違いに入れるのが決まりです。
 組むときは、楽なので、一つおきに同じ向きに入れてください、右と左でどういう向きかとか、そんな難しいことは気にしなくて大丈夫大丈夫♪♪
とにかく、互い違いに入れる・・・で、これ、まず片一方ツットした・・・の図

 で、両方ツットした・・の図
 片一方は素直に下に落ちますけど、相方の方は、横に向いた状態で止まります。うまくやらないと、横から今度はハズレ勝手にいっちゃって、一本欠損(?)状態なんてカッコウになります、コレ前輪なので、全部スポークの長さが一緒なんですが、長さの違う後輪用だと、どっち?・・・って感じで間違いなく苦労しますので、気を付けましょう♪

 しっかし、コレ見ただけでもかなりとっちらかった部屋なのわかりますねぇ(;^_^A アセアセ・・・
 どんどん荒廃した部屋がばれていくことでしょう・・・

 さて、コレ、6本組って方法、写真をなめるように見てください、スポーク、外側から来たヤツは内側に、内側から来てるヤツは外側に組むのがその1、で、相方同士の間に、スポーク穴が4つ・・・これが6本組のキホソです。
 8本組ってのもありますが、これは、間が6本になります、やるこた同じですが、スポークの長さが長くなり、クッション性がよくなるとか・・・

 で、スポークの組み込み、さっきキメたヤツを、まず、バルブ用の穴のワキから差し込みます、やっぱり互い違いって感じなのですがポイントは、左の矢印見てくれると分かりますが、スポーク用の穴はセンターから外れてあいてますので、近い側の穴を使うこと!
 それと、後々を考えた場合、スポークの先っちょのねじのトコに、グリスをちょっぴり塗っておきましょう、後で調整するときに大きな差になります。

 で、地道に組んでいくと、最終的に、片イッチョでこんな感じになります。ここから、今度は反対側を組んでいくようになります、まぁ、ココまでやれれば結構楽です♪

 やっぱり、バルブの穴は特に意識しておかないと、調子よくても空気入れられないホイールになりますので要注意♪
 なお、右上のコンピュータは、Macの「パー太郎」(笑) すでに、パー次郎(G4)が入ってるため隠居です・・・

 で、反対側のスポークを組んでいきます、もちろん6本組なんですが、バルブ穴のトコのワキから始めるのはやっぱりキホソ! スポークってのは、左右から、4本一組みたいなカタチでキマります。その関係で、4本に1箇所だけ、必ずまっすぐスポークが干渉しないスペースが空くのですが、バルブのトコは空くようにさせます。スポークを持っていって穴のトコで長さが違うって場合、ずれてますので、隣のスポーク(当然、編み方がかわりますよ)を持っていくと案外合っちゃうもんです、編む向きより、バルブのトコを空ける方が全然大事ですので・・・

 で、そんな感じで組み上がったら、なじみを出すのに、スポークの上記4本セットを一掴みにして握ります。コレを普通のヤツの場合、36本なので、9箇所やるわけですね♪ 最初のウチは、スポークのねじ山の部分を埋める感じにニップルを持っていきますが、当然、その状態ではユルユルなので、そこから、ねじを何回転締めていく・・・ってスタイルでテンションを出していきます。

 あまりふにゃふにゃだとハナシにもなりませんが、少しヤッコ目にすれば、クッション性のいい、キツ目にすれば、ハードなホイールが組めるようです。

 で、スポークがキマったら、今度は振れ取り台にかけます。
 これは、車輪が横にぶれるのと、縦に(要は偏心ですな)ぶれるてるのをチェックするんですが、先に縦ぶれをとったら、今度は、横ぶれ取るのに、右側にニップルを半回転させたら左側のニップルを半回転ゆるめる・・・とか大体同じようにやらないと、また縦がぶれるというなかなかカンと経験が要る作業だと思います。

 私がやっても・・・「まぁ、こんなもんで勘弁したってや♪」くらいのトコまでしかできません(笑) まぁ、ボチボチいい感じにはなってると思いますが・・・

 ぶれ取りが終わったら、最後に「ホイールセンターケージにかけます。
 これで、リムが中心に来てるかどうかをチェックします。 左右、同じ様にリムにぴったりつけばOK 中心か、端の片一方が浮いてたら、ずれてるってわけです。
 中心が浮いてるということは、ケージをあてた側と反対側のスポーク全部を同じだけシメていけば、センターによるってことですね。逆なら逆側のスポークをしめる・・・堅いって思ったらゆるめる方向でもOKですけど(笑)
 これがキマれば、あとは、リムフラップってゴムをつけてタイヤ関係くっつければ終了です♪