フリーハブのギヤ外し&お掃除


 これも初級編になりますか・・・使う道具が中級編というくらいのレベルです(笑)

 ただ、マウンテンバイク、ロードレーサーなどの、いわゆる「スポーツ」車をやっつけるなら、時間がある限りやってみたい作業だと思いますので、基本的な作業を紹介しておきますd(^-^)ねっ!

 モノは、「シマノ」製、「HG」(IGも同じだと思います)タイプのカセット式フリーハブと言うヤツのギヤ(スプロケット)です。

 HGタイプが出る前に「UG」ってのもありましたが、少々やり方が変わっております。

 では、能書きをば・・・

基本通りに外した後輪・・・

 スポーツ車ならこうするのはすごくたやすいおはなし♪
 ここから作業が始まります。

 それにしてもキタネーギヤ(笑) 掃除してなかったモンで・・・(^^ゞ

 今回、使用する道具が3つ

 「1」が「スプロケット回し」というヤツです。ギヤを押さえたり回したりするための道具ですが、昨今あまり使用頻度高くなくなりましたね・・・
「2」がシマノのフリー抜き、写真のブツは、フツウのタイプの「ボスタイプフリー抜き」ってヤツです、本来、「HGフリーハブ抜き」を使うんですが、山が同じであること、ボスタイプ用の方が奥行きが深いことで作業が楽なのでコレを採用♪
「3」は、スパナ、まぁ、リーチがそこそこあればなんでもいいです、たしか23mmです。

このホイールは、「クイックレリーズ」というレバーがついてるタイプですが、ギヤを抜く時はレバーを外します。でもって、フリー抜きを入れたら・・・コレを固定するためにも、クイックレリーズのレバーは取り付けましょう・・・また、ナット止めのヤツでしたら、ハブシャフトが出っ張ってるはずですからそこにナットを入れて貰えばOKだと思います。
 でもって、車輪の回転方向に力が入るように「スプロケット回し」を「大きめなギヤのところ」(楽だから(笑))にひっかけて、スパナは車輪の回転方向と逆の向きに力がかかるように仕掛けます。あとは回すだけです。
 で、イチバン端に、ギヤを固定するリングのねじがあるんですが、コレが取れるとあれよあれよとギヤが抜けます。
 通常は、小さいのから2番目からイチバン大きなギヤまでがねじなどでつながっておりますが、私のは、それを除外してあります、また新しいタイプのマウンテンバイク仕様は、軽量化の為にすげぇワザ使ってありますのでこうはいかないかも知れません・・・イチバン小さいギヤは単独、2番目と3番目の間に1つだけ違う間座たついてますが、それ以外は同じ間座がついてます、色がちがうので間違えないと思いますが、全部バラせればお掃除はバッチリだと思います。

 キレイになったギヤを、今度は取り付けます。
「HG」な、変速性をよくするため、ギヤの刺込位置が決まってます。△マークが、切り欠きの違うトコに入るようになってます、ココにしか入らないので要注意です(笑)
 間座が1枚違うので、それにも注意、それから、一番小さいギヤの隣に、金属製ワッシャを入れるタイプも結構ありますので、コレも手ぇ抜かずに入れてください、この1mm程度の誤差が、変速機の調整にはすごく重要な差になりますので・・・

 最後に、ギヤの固定用のリングを入れて、今度はスパナだけで締められるはずです。トルクはそこそこで大丈夫です・・・大して力かかりませんし(笑)